取引集計:イキナリAUTO版(インストールマニュアル)
設置マニュアル(イキナリAUTO版)
- Gmailが必要です。2段階認証のない(重要)本アプリ専用のアカウントを、新規作成してください。(Googleシートだけを利用するなら、2段階認証に関係なく、既存のアカウントでも動作します。しかしセキュリティの観点からはおすすめできません。)
- 利用したいアカウントでGoogleドライブを開き(https://drive.google.com/drive/my-drive)英語表示になっている時は、歯車の形をしたアイコンの「設定」から、日本語表示にする。
初めの注意
- 「このアプリは確認されていません」の画面がでたときは、左側の「詳細」をクリックした後に、一番下にある(安全でないページに移動)をクリックします。いまいちな日本語なので、初めての時は戸惑いました。
- 「現在、ファイルを開くことができません。アドレスを確認して・・」の表示がでたときは、複数アカウントで利用している状態なので、すべてのアカウントを一旦ログアウトしてください。
A Googleシート:取引集計の設定
(外部参照をはずし、各権限をコピーしたGoogleシートと自分自身に与える)
- グーグルドライブ内に「okasan」(英数小文字)という名前のサブフォルダを作成し、コピーした「取引集計」をそこへ移動してから開く。開いたら、シート「マニュアル」に記載された最初の注意を読んでください。
- ファイル →スプレッドシートの設定 →計算 で再計算を「変更時と毎時」にする。
- 開いたシートの上部にあるメニューに「ユーティリティ」が表示されるまで待つ。ユーティリティ →「2:リンクの変更」をクリックする。自分のアカウントをクリック。上の注意書きの手順で「承認」許可する。
- 実行してもよろしいですか?で「OK」をクリック。シート「取引履歴」がアクティブになる。
- しばらく待っていると、リンクが外れてB2セルが#REFとなるので、B2セル右上隅にマウスを移動して「アクセスを許可」する。しばらくすると、データが読み込まれる。(いつまで待っても変わらない場合は、いったんページを閉じ、開き直す)
- しばらくすると右上の計算バーが止まるので、このシートの隣にある3つの集計のシートを確認する。集計ができていたら、安全のため、ユーティリティ →「8:作業用シートの非表示」をクリックする。
- 上部の「バージョンアップ」をクリックして、すぐ下に出る「■ NEW ■ 1.00 ⇒ 1.01」を実行する。シート「マニュアル」のA1セルが、1.01にならない場合は、3からやり直す。 シート「マニュアル」のA1セルが、1.02の場合は不要です。
以上が完了した後は、デモデータ(12月と1月)が入っているので、どのシートも自由に操作可能です。次のステップ(データを入れ替える)に進む前に、それぞれのシートにざっと目を通しておいてください。
(データの入れ替え)
- 下記のエクセル追加機能を使用する予定がある場合、データを入れ替える前に、シート「取引グラフ」のグラフ領域や表示日数を、PCに合わせてあらかじめ調整する。(シート「マニュアル」参照)
- ユーティリティ →「*:HPから成績を取得」をクリック。
- 岡三のHP(先物)にログインし、約定履歴照会で、2018/1/1~直近までのCSVファイルを取得。(取引→約定履歴照会→前々取引日以前→期間を入力→適用ボタン→CSVボタン→ファイルを保存)期間の範囲は自由ですが、2019年度分はすべて含まれるようにすること。
- ユーティリティ →「1:CSVファイルで処理」から「ファイルを選択」ボタンで、3のダウンロードファイルを選び、「現在のデータを置換する」をクリック。
以上でデモデータが自分のデータに変わります。戦略名を入力していない約定は、すべて「手動決済」という戦略名が割り当てられます。その他の詳細については、シート「マニュアル」をご覧ください。
約定履歴をメールで受け取ったり、データの更新を自動で行うこともできます。
この機能を使いたい場合は、以下の設定もしてください。
B エクセルブックの設定
はじめの注意
- 一番最初に開くときメッセージが出るときは、編集を有効やマクロを有効をクリックしてください。この場合には、次に実行時エラーの表示が出ます。エラー画面では「終了(E)」をクリックした後、下記の設定に進んでください。
- ブックを保存した後は、再び開いてもエラーは起こらないはずです。
(グーグルアカウントの設定)
- Excelからメールを送るため、グーグルシートを設定したアカウントで「安全性の低いアプリの許可」を「有効」に設定する。 (https://myaccount.google.com/lesssecureapps )
(メール送信のテスト)
動作確認ができる時間帯には制限があります。(土日でもOKです)
- ブックのセルE3でメール送信を「はい」とし、1のGmailアドレスとパスワードを入れる。
- 岡三RSSを起動する。設定で「エクセルの注文可・不可状態を維持する」にチエックマーク。セルA2のユーティリティ→「メール送信のテスト」を順にクリック。メールが自分に届けばOK。”DO NOT OPEN ! ” とあるメールは、開封や削除をしないこと。
(シート「取引集計」での動作確認)
- ユーティリティ→「4:自動更新の動作テスト」を実行する。10分ほど待った後、それぞれの集計で、3のメールで添付されていたデータが追加・反映されていればOK。(3の”DO NOT OPEN ! ” という未読のメールがない場合は、テストできません。)
(タスクスケジューラを作成)
- このブックをイキナリAUTOと同じフォルダに入れタスクスケジューラを組む。月~金の15時15分と火~土の5時30分でプログラム(Excel)の開始設定をする。(15時15分と5時30分の2つを作成。方法はイキナリAUTOと同じ)
- 起動オプションは、『 /X (C:\Users\***\Documents等のパス)\RSS約定履歴.xlsm 』(/X は、複数のエクセルを起動させるオプション)
以上でセッション終了の度に、新規の約定履歴が(メモも含め)自動で追加されるようになります。
特に運用初日はよく観察してください。15時15~20分前後と5時30~45分前後の時間以外は、このブックが自動で閉じられているはずです。またイキナリAUTOが開いているなら、メニューにあるアドインの岡三RSSアイコンが、すべて緑色になっているはずです。動作が変な場合は、5のタスクスケジュールを直ちに中止し、設定を見直してください。
イキナリAUTOは、うまく活用できれば、素晴らしいプログラムですね。
こちらのものは素人の作成です。なので、自由に改変して頂いて構いませんが、今のところは、配布はだめです。